◾︎Cさん 会社員 感謝日記で昇進。

38歳の会社員です。製造業です。大学を卒業後、3つの会社を経て、現在の会社に入社。しかし、せっかく転職したのに、上司や同僚と折り合いが悪く、「辞めてしまいたい」と思っていました。

しかし、友人からアドバイスを受けて、感謝日記を習慣にしたら、自分をとりまく環境が目覚ましく変わっていったのです。

会社の人間関係につまづいた私に友人が語った言葉

私は4人兄弟の末っ子として生まれ、家族や周囲から大事にされてきました。それゆえか、自己中心的で、思い通りにならないと、すぐにへそを曲げたり、周囲を批判するようなところがありました。

振り返ってみれば、大学を卒業して就職してからもそんな感じで、会社の人間関係でつまずき、会社を転々としていたのです。

 

今の会社に入ってからも、最初はうまくいっていたのですが、スキルのない、呑み込みの悪い先輩と組むことになり、その先輩のあまりの無能さに上司にその先輩を別の担当に異動させてもらうようお願いしたところ、その上司からひどく叱責されてしまいました。

大学時代の友人にこのことを相談したところ、
「お前は優秀だが、感謝の心がない」と言われてしまったのです。

 

私は感謝すべきことには感謝して生きてきたつもりでした。

そのため、心外な言葉でしたが、その友人は、「自分の知らない、気づかないところで、自分を支える力、守ってくれる力があるということを想像する力を身に付けた方法がいい」と語ったのです。

一日の出来事を記して、ささいなことでも感謝する。

それ以来、私は「感謝」を自分のテーマにしようと努めました。

通勤時、電車に乗り込むとき、通路を開けてくれた人に感謝。
会社のエレベーターで「開く」ボタンを押してくれた人に感謝。

コピー後、私が置き忘れていた原紙を届けてくれた同僚に感謝。
別件で動いていた私に変わって来客応対してくれた同僚に感謝。

帰宅途中のコンビニで、新たにつくったポイントカードの使い方をわかりやすく教えてくれた店員さんに感謝。

 

一日のうちでも、「感謝」すべきことは山ほどありました。
これら感謝すべきことを「感謝日記」にできるだけ綴りました。

これを2週間ほど続けたら、私の内面が確実に変化しました。

・いちいち腹を立てなくなりました。
・困っている人がいれば助けたいという気持ちが生まれました。
・失敗に対して真摯に向き合い、反省できるようになりました。

 

そのように自分が変化するにつれて、周囲も変わっていきました。

苦手だった同僚が話しかけてくるようになり、飲みに行くまでの関係になりました。あの「無能」だと思っていた先輩が、実はすごく人の気持ちの分かる、クレーム処理が得意な人だと分かりました。

口うるさい上司のこれまでの数々の指摘が、自分を成長させてくれたと心から思えるようになりました。

3年後、部下50人のポストに抜擢されることになる。

「感謝日記」をつけるようになってから3年ほどして、私は職場で抜擢され、50人程の部下をもつ、重要な立場に昇進しました。

部下には、私よりも年長で、キャリアのある方がたくさんいます。その方々が、私を支え、守ってくれ、力のない私でも、なんとか業務をこなすことができています。毎日感謝です。

多忙な日々が続き、「感謝日記」に書く分量が減ってきているのですが、書きたくてしょうがないことが毎日発生しています。

これからも自分自身を見つめ、常に周囲の人々の幸福を心に念じながら、感謝の気持ちで人生を送っていこうと思う今日この頃です。