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うつ病をアファメーションで癒すには手順があります。
アファメーションによって新しい自分をインストールする前に、潜在意識の浄化をして、負の感情を洗い流しましょう。

怒りや憎しみ、悲しみで混乱した状態でアファメーションを行っても、潜在意識にまともに届くことはありません。

■うつを癒すアファの手順
(1)潜在意識の浄化(セドナ、自愛)
(2)許しのアファメーション
(3)治癒のアファメーション

テスト 肯定的な言葉を受け取れるか?

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まず、あなたの心の状態をテストしましょう。
試しに「私は自分を許します」とアファを20回します。
可能なら、鏡を見ながら、声に出して唱えましょう。

違和感がありますか?モヤモヤしますか?
こんな言葉を声に出すのに抵抗がありますか?

ほとんどの方は、アファをすると苦しくなるでしょう。
うつ病になると怒りや悲しみで潜在意識が混乱するので、
「許せるわけがない!」と全力で抵抗してくるのです。

そのため、潜在意識の浄化作業から始める必要があります。
汚れた心をクリーニングしてから、新しい世界観をインストールするのです。それでは、早速、浄化作業をしましょう。

 

セドナメソッド

■浄化ワーク

  • セドナメソッド
  • 自愛

セドナメソッドとは、不必要な感情を手放すワークです。
自問自答を繰り返し、ネガティブな感情を捨てるのが目的。

即効性はなく、最低でも1か月は続ける必要があります。
毎日の習慣にすることでジワジワ効いてくるワークです。

■セドナメソッドのやり方

自問自答を繰り返す。
この際、自分の気持ちに嘘をついてはいけない。

「今、自分はどんな感情を感じている?」
ー(例)怒り、憎しみ、不安、物悲しい。

「その感情を受け入れ、認められる?」
ーはい もしくは いいえ。正直に答える。

「その感情を感じていたいか?」
ーはい もしくは いいえ。正直に答える。

「その感情を手放せる?」
ーはい もしくは いいえ。正直に答える。

最後の質問で「はい」と答えてマイナス感情を手放し、気分が落ち着いてくればワークは完了です。

初めは効果が実感できないので、やる気が出ません。
「こんなことをやっても」と思うかもしれませんね。

しかし、繰り返し行うことで、次第に自分の感情のパターンがつかめます。普段、人間はいろいろなことを考えますが、気分の落ち込みや絶望感は、原因が限られているものです。

たとえば、うつ病で会社を休職した人であれば、嫌な人間関係を思い出して、そのたびに気持ちが沈みます。そして、それを自分で広げてしまい、うつ地獄に陥っていくのです。

ここでセドナが活きます。たかだか会社の人間関係のために、あなたは大切な人生を台無しにしている。他にも、あなたが生きられる世界はあるし、いろいろな人間がいるはず。

セドナは、このような冷静な視点を提供してくれるのです。
うつ病によってグチャグチャになった思考を整理整頓して、
不要な感情をあなたに強力に自覚させてくれるのです。

 

自愛のアファメーションを唱える

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自愛とは「ありのままの自分を受け入れる」ワークです。
通常のアファメーションと異なるのは『変化をもたらす要素がまったくないこと』で、現状肯定をするのが基本です。

具体的には、以下のようなアファメーションをします。
あくまで例文なので、自分専用のアファを作りましょう。

自愛アファーメーションの例文

「私は母親を憎んでいます。心が恨みの感情で支配されています。しかし、もうそれでいいのです。ネガティブな自分を受け入れます」

「私は毎日眠れません。ネガティブな感情で、頭が埋めつくされます。しかし、もう眠れなくていい。会社で怠け者と誤解されても結構。体の不調に苦しむのにも慣れました。こんな自分を受け入れます」

私が即興で作成したアファメーションの文章ですが、重要なのは「ダメな自分」をそっくりそのまま受け入れること。

負の感情は抑圧してはいけません。むしろ溢れ出てしまい、フタが飛んでしまうのです。だから、認めてしまうのです。

自分を受け入れると不思議なことが起きます。だんだんと、こんな自分でも好きになり、日常のイライラが静まります。

 

だいたい、あなたはうつ病になるまで頑張ったのですから、もう自分を認めてあげてもいいのではないでしょうか?

もう降参しましょう。自分をボロボロにするまで戦い抜いたのです。とりあえず、高みを目指すのはお休みです。

 

うつ病を癒す「許しのアファメーション」

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さて、潜在意識の浄化が進んだら、許しのアファメーションを行います。うつ病になった原因は、人によって様々ですが、すべての人に共通しているのは「自己評価の低さ」。

率直に言って、自己評価が低いのは、あなたが自分を低く見ているからです。他人にひどいことをされたのかもしれませんが、結局は自分で自分のことを好きになれないのです。

心の再生は、自分を大切にすることから始まります。自分を許して、うつ病になってしまった自分を受け入れましょう。以下のアファメーションを感情をこめて唱えてみて下さい。

■自愛のアファメーション

私はあるがままの私を受け入れます。
私はあるがままの私を許します。
私は過去の過ちを全て許します、そして手放します。

過去のあの時点での私は、あのようにしか振舞えなかったことを認めます、許します、受け入れます、そして手放します。

いついかなる時点でも、私はその時に可能な限りの最善を尽くしました。私は後悔を手放します。私は自らの意志によって過去の心の全ての傷に光をあてます。

私は私を傷つけた人々を許します。その時のその人々は、そういう対応や行動しか取れなかったことを今私は完全に理解しています。

私は私を深く傷つけた人々を許します。私は私を責め続けた自分自身を許します。私は自らの意志を持ってネガティブな過去を断ち切り、新しい未来を創造することを選択します。

気持ちが落ち着いているときでも構いません。
鏡を見ながら、感情をこめて、言葉を唱えましょう。
毎日20回は繰り返して、最低でも1か月は続けて下さい。

なるべく自分を慈しむように、言葉に愛情をこめます。
自分を抱きしめるジェスチャーを加えると効果的です。

自己嫌悪を手放した実感を得たら、アファは成功です。
こりかたまった心が、次第に柔軟さを取り戻すでしょう。

 

心身を治すアファメーション

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世界一有名なエミール・クーエの暗示公式を紹介します。
うつ病に改善の兆しが見えてきたら言葉を唱えて下さい。

私は 毎日 あらゆる面で
どんどん 良くなっていく

このアファメーションを生み出したのは催眠暗示の創始者であるエミール・クーエです。クーエは催眠暗示だけで、ガンや糖尿病、精神疾患等の病気を治療したことで有名です。現在のアファメーションを生み出したのも、この人物。

シンプルな文章ですが、使い勝手がよく、あらゆる心身の不調に効果があります。以前、筆者は慢性疲労に悩んでおり、寝ても疲れが取れず、昼ごろにはグッタリしていました。

しかし、朝晩クーエのアファを唱えることで、次第に体調が回復、2か月後には夕方まで働ける体力を取り戻しました。気持ちが沈むこともなくなり、毎日平常心で生活できるようにもなりました。効果はあります。ぜひ、実践して下さい。

最後に

以上、うつ病をアファーメーションで治癒する方法について解説しました。言葉の力で、うつ病者特有のセルフイメージを健康な人のそれに書き換えるのが主たる目的です。

しかし、メインの治療は心療内科での薬物治療です。決して医師の治療方針を捨ててはいけません。アファメーションの立ち位置はあくまで補助なので、その点は注意して下さい。