hanako.hさん 執着を手放して運命の相手を引き寄せ

・それは自覚できるまで何度も繰り返される

数年前から「断捨離」という言葉が流行りましたが、何事においても、執着し続けている生活に変化が訪れることは難しいと思います。どんなに頑張ってもダメだと思ったら、その時は変えることを促されている時なのだと思うことが賢明だと思うのです。

私自身がそうでした。私の場合は恋愛でしたが、それは他の変化にもつながっています。私は周囲からは容姿は褒められますが、失恋の回数はとても多いです。きっと恋愛に依存し、他からの逃避を、

「ここなら自分の居場所がある」とばかりに、依存してしまうのでしょう。実際には自分が満たされればよいだけで、相手に愛情をそもそも持っていない、それが伝わってしまうのかもしれません。

いずれにしても、心のよりどころを求める方法を間違っていても、自分が気が付かないで何度も繰り返している限り、彷徨い続けることになるのです。

それでも成長していこうとするのが人間

けれど、そんな状況でさえ、人は懸命に生きている限り、見放されるということはありません。何かのきっかけをつかんで道を示してくれることは何度もあるのだと思います。

うまくそれをキャッチできないか、自分から求めないから気づかないだけです。多くの恋をして破れ、ある日自己問答しました。

「恋愛はもういい。きっと刺激を求めていただけ。いろんな人と出会ったけど、結局誰もそんなに自分を幸せになんかしてくれない。考えてみたら私は自分が(※人間的に)一番面白いじゃない!」と、思えるようになったことがすべての始まりでした(※編集者注)。

 

私の家はずっと貧しく、その時も経済的に困窮していました。私は普段の仕事にプラスして、掃除の仕事も掛け持ちし、家の借金にも充てながら生活していました。

もう、私の頭から恋愛というものが消え、お化粧もしなくなって、どんなに男性とすれ違っても気にすることなく、ただ仕事にだけ集中するようになりました。

 

そんなある日、掃除に通っていた大手企業の事務所から、一年間、産休の人の空席を埋めてくれる人を紹介してもらえない?と聞かれました。私は簿記の資格も持っていたのと、現在の仕事からの転職も考えていたので、思わず「私でもよいでしょうか」と聞いてしまいました。

私に紹介してほしいと聞いてくれたということは、私にも可能性があるということと思ったからです。そしてこの一言に、何かに新しいものに向かうチャンス到来を感じました。

勿論、仕事が一瞬で決まるというわけではなく、後に本社からの面接も通らなくてはなりません。それでも動き出したい、そう思えました。そして事は本社とのメールでのやりとり、面接を通りぬけ、晴れて契約社員として制服に袖を通すことができたのでした。

新たな人生へのいざない

新たな職場に通うようになりましたが、私は事務所内でただ一人すっぴんでしたし、男性の存在にも無関心を貫きました。

それは無視ではなく、女性対男性という感情で会話しなかったという意味です。それでもある日から、作業関係で出入りしていた男性から何度も誘われるようになり、彼と話すことも増えました。

「恋愛」は、私の中では封印し続けるつもりでしたが、彼の瞳と真剣さから、かつての恋愛に得ることのなかった運命を感じるようになりました。それは乙女チックなものではなく、幾つもの事実が判明していったからでもありました。

 

彼は、私の唯一無二の親友の、弟の親友だったのです。

自宅と会社は市も違い、車で片道30分以上かかる距離でしたし、こんな偶然はありませんでした。たった一人の友達の弟の親友、

しかもその親友とは小学生時代からの付き合いで、元々私が住んでいた地域のすぐそばで彼も生活をしていた人なのでした。

また、彼の生まれは現住所とは全く違う場所で、私も彼も今は中部地方で生活していますが、二人とも出生は近畿でした。

 

ツインソウル、という言葉でしか言い表せない運命の人とわかりました。更に彼から言われ一言が、それを確信させました。

「手が一緒だね」

そう、ツインソウルのわかりやすい特徴は手足が似てることです。彼から言われた手の形は似ているのではなく、大きさが違うだけで皺から指の形に至るまで、本当に「一緒」だったのです。

以来彼と私は本当に理想的なお付き合いを重ね、相思相愛で喧嘩をしたことさえありません。お互いがお互いを補い、高めあっていく関係、それが私たちを表す最適な言葉だと感じています。

勇気をもって手放すこと、それができたとき、新たな道が示される事を身をもって知ることができました。