リストアップ法とは、夢や目標、願望や欲しいものをリスト化する願望実現法です。典型的な「書くと叶う系」の手法で、願望を書くことで潜在意識に「これを叶えてくれ」と指示をするのが狙い。

脳は放っておくとサボりはじめるので、こまめに「これの実現を手伝ってくれ」と指示を送らないといけません。逆に、適切に指示を与えさえすれば、潜在意識は24時間、実現のために働きます。

具体的なやり方は、以下の通りです。

1.願望を書く。お金・健康・恋愛・仕事なんでもOK。
2.リスト形式で「すでに叶った」という未来完了形で書く。
3.リストは保存して、毎日見る(手帳などにはさむ)。

とてもシンプルですが、より実現しやすいようにリストアップ法のコツを解説します。ポイントは「脳が働くように」書くことです。

リストアップ法のコツ 「脳に適切に指示を与える」

以下が、リストアップ法のサンプルです。

・私は健康になり、とても元気に暮らしています。
・ビジネスで成功して、月収●●万円を達成しました。
・仕事がとても楽しくなり、日々やりがいを感じています。
・グレードの高いマンションに暮らしていて快適です。
・私は禁煙に成功しました。より健康的になりました。

 

1.未来完了形(すでに達成している)の時制で書く。

脳は1つの臨場感(リアリティ)を維持しようとします。それにも関わらず、すでに達成したというメッセージを繰り返されると、そちらの臨場感を重要視します。その結果、脳はバランスを取るために、現実を変えようとフル回転します。つじつまを合わせます。

 

2.リストを毎日見る。

これが一番重要です。リストを毎日見るようにしましょう。潜在意識に「これらを叶えてくれ」と指示をするためです。オススメは、脳が暗示を受けやすくなっている「就寝前」に確認することです。

(就寝前は、大脳の活動がゆるやかになっており、暗示を受けやすい状態になっている。「特別 無条件 暗示 感受習性期)と呼ぶ)。

 

3.叶えようと力まない。

リストアップ法の目的は、あくまで「潜在意識にこの願望を叶えてくれ」と指示を送ることです。そのため、「絶対に叶えてやる」と力む必要はなく、ただリストを眺めるだけで十分なのです。

強く期待すると「やはり叶わない」という失望が反動になって返ってくるかもしれません。潜在意識に悪影響ですから「棚ぼた」や「奇跡」を期待せずに、肩の力を抜いて、ただ眺めましょう。

 

4.興味のなくなった願望は削除。

リストアップ法を続けていると、「実はそれほど望んでいない願望」が出てきます。その際は、遠慮せずにリストから削除します。潜在意識さんの仕事を減らすことにもなるので効果的ですね。

リストアップ法を数か月続けると自分の本当の興味や関心が見えてきます。でっちあげた目標よりも、本心からの目標を優先するべきです。リストは、常にアップデートするようにしましょう。

 

5.部屋の壁に貼れば完璧!

環境が許すなら、部屋の壁やデスクの前にリストを貼りましょう。つねに目に見えるところにあれば、潜在意識さんも意識できます。脳に「問題意識」を持ってもらうには、この方法が一番なのです。

ドラマで受験生が「合格」という張り紙をしているシーンがありますが、あれは脳から見れば、とても合理的です。常時、指示を与えられているので、潜在意識は実現のためにフル活動してくれます。

変化があらわれるとき 「思考や行動が根底から変わる」

 

リストアップ法を行えば、魔法のような引き寄せが起きるとは言いません。あくまで、潜在意識に「宿題」を出しているいだけなので、目標が達成されるのも「現実的な形」で訪れるものです。

筆者は、自営業者なのですが、ビジネスをするうえでの「難題」がほぼ毎週発生します。「これは無理だ」と思ったら、無駄な抵抗はせずに、リストに「~を解決しました」と書いておきます。

あとは、そのまま眠ってしまいます。目覚めるとアイディアがひらめく・・・とまで上手くはいきませんが、あるとき突然、それまで気づかなかったアイディアがひらめき、問題が解決するのです。

 

潜在意識レベルで、さまざまな情報処理が行われて、現実的に思考や行動に影響を与えているのでしょう。その結果、ひらめきに恵まれて、ブレイクスルーの手助けをしてもらっているのでしょう。

このように潜在意識が働いて、それまで気づかなかったことに気づくのがリストアップ法の醍醐味です。思考や行動に無意識レベルで影響を与えて、あなたを自然に願望実現に導いてくれるはずです。

写真や絵を使って、脳への指示をより具体的にする。

脳科学の知見によれば「人間の脳はテキスト(文章)よりも、ビジュアル(画像)のほうが、6万倍も速く認知できる」そうです。

人の感覚受容器の70%は目の中にあり、脳に送られる90%の情報はビジュアルだそうです。脳の立場でも、写真や絵の方がとっつきやすいのですね。この脳の性質をリストアップ法にも活用します。

あながた住みたいマンションの写真、大金が入っている財布の写真、行ってみたい国のリゾート地の写真・・・視覚化できる願望は、写真や絵にして、手帳やノートに貼ってしまいましょう。

 

潜在意識さんも、こちらの指示が格段に理解しやすくなるはず。このような手法を「ビジョンボード」と呼びますが、筆者はテキストとイメージの両方で脳に指示を与えるようにしています。

なぜなら、人間は意外に自分の願望を具体的には把握していないものです。「月収100万円を得たい」と思っても、具体的にどのような手段で得て、どのような生活をしているのか?曖昧なのです。

そのような情報がないと、潜在意識さんとしても、「どうすればいいんだ?」と戸惑いますから、より具体化した方がいいのです。

潜在意識の処理能力は驚異的!毎秒1000万ビット!

以上、リストアップ法で願望実現するコツを紹介しましたが、私達が宿題を出す潜在意識さんがいかに信頼に値するかを解説します。

実は、潜在意識(右脳)は毎秒1000万ビットの高速処理を行える超優れたスーパーコンピューターです。対する顕在意識の処理能力は、毎秒40ビットなので、25万倍の能力差、雲泥の差ですね。

もちろん、顕在意識が役立たずな訳ではなく、左脳は右脳に対して、命令・要求(この記事の宿題のこと!)を出し、その答えを言語化して、私たちに提示してくれます。2つで1つの能力なのです。

しかし、潜在意識の処理能力が圧倒的なのは間違いありません。
リストアップ法で、潜在意識さんに何度も宿題を出しましょう。
脳はその実現のために、情報収集をして、手助けしてくれます。