セドナメソッドとは、感情や執着を手放す法則のことで、別名「手放す法則」と呼ばれるメソッドです。引き寄せの法則とは異なるもので、不要な感情やとらわれから自由になることが目的です。

日常生活で、どうしてもマイナスの感情が湧いてきてしまい、マイナス思考で頭が一杯になり、振り回されている人にオススメです。

具体的なやり方は以下の通りです。

■基本形

「今何を感じていますか?」-感じているものを答える。
「その感情を認めることはできますか?」-はい/いいえ。
「その感情を感じていたいですか?」-はい/いいえ。
「それを手放せますか?」-はい/いいえ。
「手放しますか?」-はい/いいえ。
「いつ?」-今。

このような自問自答を、その感情から自由になったと思えるまで繰り返し続けます。強い感情や執着がある場合は、自問自答が何か月にも及ぶこともあり、ねばり強く繰り返す必要があります。

即効性はなく、毎日繰り返し質問する必要があります。
そうすると、あるとき突然「この考えはいらないな」「私の思い込みに過ぎなかった」と自然に納得して手放せる瞬間が訪れます。

やり方

■準備編 <手放す>感覚をつかむ。

セドナメソッドの準備をします。前半で感情を握りしめる(感情をジワジワと感じる)、後半でそれを手放すという構成になっています。

この準備ワークでも、十分に感情や執着を手放すことができるので、初心者の方はこのワークを集中的に行っても良いでしょう。

1.床に立つか、イスに座るかの姿勢を取ります。深呼吸を2~3回して、気持ちを落ち着けます。

2.ペンか消しゴムのような、壊れにくいものを準備して、片手で握りしめます。

3.握った手の中のモノに意識を集中して、現在感じているネガティブな感情(不安や怒り)を消しゴムの中にこめます。

筆者のやり方に過ぎませんが、黒い邪気がペンに乗り移っている映像をイメージすると感情を閉じ込めやすいです。

4.消しゴムの中にその感情を十分に込めて、その感情を、手の平のなかで握りしめながらジワジワと感じましょう。

5.十分に感情を味わったら、息を吐きながら、ゆっくりと手の平を開きます。

6.ペンや消しゴムが床に落ちるのを見て、手放すべきものが床に落ちたことを確認します。

7.深呼吸をしながら、空っぽになった手の平の感覚を感じましょう。これが<手放す>という感覚です。

■自問自答をする。

ここからが本番です。セドナメソッドの自問自答を繰り返します。

重要なのは、無理に手放そうとしないことです。それでは単に質問の形式を繰り返すだけになってしまいます。感情や執着を手放せないなら、そのときは素直に「いいえ」と答えても構いません。

■基本形

「今何を感じていますか?」-感じているものを答える。
「その感情を認めることはできますか?」-はい/いいえ。
「その感情を感じていたいですか?」-はい/いいえ。
「それを手放せますか?」-はい/いいえ。
「手放しますか?」-はい/いいえ。
「いつ?」-今。

■手放せないとき

なかなか手放せない感情があるはずです。
いや、ほとんどの場合は、一度や二度では手放せません。
その場合、下記のような変化形の自問自答を途中に挿入します。

「それを手放せますか?」で、いいえを答えた場合。
「この考えは幸せになる考え?」ーはい/いいえ。
「この考えは不幸になる考え?」ーはい/いいえ。
「幸せになりたい?」ーはい/いいえ。
「今のままが良い?」ーはい/いいえ。
「手放せますか?」-はい/いいえ。に戻る。
「手放しますか?」-はい/いいえ。
「いつ?」-今。

気長に構えよう。いつかは手放せる。

率直に言って、セドナメソッドに即効性はありません。

ネガティブな感情が強ければ強いほど、それだけ手放せるのにも時間がかかります。そのため、毎日の習慣にして、自問自答を繰り返す必要があるかもしれません。ジワジワ効いてくる手法なのです。

セドナメソッドの提唱者であるレスター博士でさえ、自分の執着を手放すのに数か月かかったと語っているのですから、1日2日でラクラク手放せるわけがありません。気長に構えましょう。

手放すためのコツ

・リラックスして取り組みましょう。

遊び心を持って、自分との対話を楽しみましょう。内観するだけでも、負の感情から意識がそれるので、気分が楽になりますよ。

・手放せる可能性に心を開きましょう。

何度も取り組んでいるのに「解放感」がないと、どうしてもモチベーションが下がります。そんなときは、セドナメソッドで人生を変えた人たちの体験談を読むのがオススメです。少しでも手放せる可能性を認めることができれば、そのまま手放せることがあります。

・素直に答えれば、気づきが得られる。

自問自答では、素直に答えます。決して、自分の気持ちに嘘をついてはいけません。むしろ「いいえ」と正直に答えることで「~だから抵抗があるんだ」「この点に固執しているけど偏った考えだ」という気づきを得ることができます。これは手放しにつながります。

・解放感はひとつの目安に過ぎない。

セドナメソッドの実践者には「解放感がない」と悩んでいる方が多いです。しかし、私たちの潜在意識がそんなに短期間で変わるはずがありません。強い思い込みや執着を手放すには、それなりの時間が必要です。解放感はひとつの目安にして、気長に構えましょう。

・1日のうちに集中して取り組める時間を作る。

日々の生活に「セドナタイム」を作って下さい。
テレビをオフにして、スマホの電源を切って、静寂を作ります。

入浴後に、書斎や寝室でゆっくりと取り組んで下さい。
セドナメソッドによって、自分とゆっくり向き合えます。
半年後には、まったく違う自分になっているはずです。