いいことノートの書き方はとてもシンプルです。

1.日付を書く。

2.実際にあった良いことを書く。

3.ノートは必ず保管する。

コツは、自分が抵抗なく「良いことだった」と思えることのみを書くことです。ノートを埋めるために、無理に良いことをでっちあげる必要はありません。無理をしている自分が記憶されるからです。

結論から言うと、いいことノートは「良い気分でいるためのツール」です。いいことノートが習慣になると、書くネタが必要になるので、自然に物事の良い側面に意識を集中できるようになります。

脳に良いことを見つける癖をつけるんですね。

1ヶ月も続ければ、毎日「いい気分」でいることが多くなります。引き寄せ系の本では「いい気分がいい現実を引き寄せる」と説明されますね。そういう意味では、引き寄せとの相性はとても良い。

いいことノートを続けた結果

⬛︎いいことを書くことになったきっかけ

私が日常のいいことを書くようになったきっかけは、実は引き寄せ系ではありません。愛読していた岡崎太郎氏のモチベーションシートと言う手帳でした。

ビジネスマン向けの手帳だったのですが、その手帳の項目に「その日あった良いこと」を書き込む欄があり、その空欄を埋めるために始めたのが実情です。やり方は「いいことノート」と完全に同じ。

 

当時、私は起業したてだったのですが、毎日悩んでいました。

売り上げはあったので数字上は好調だったのですが、どうしてもネガティブ思考に陥ってしまうのです。朝起きたときから気持ちが沈んでいて、夕方になってようやく調子がよくなり、夜ようやくテンションが上がる。そして、朝目覚めると、またネガティブ地獄。

「俺は金があるけど、それだけだ」ということに気づき、「お金=幸せ」でないと気づいたのもこの頃。そこで、それまではテキトーに書いていた「いいこと」を意識して書くようになりました。

1ヶ月続けたら「幸福体質」になった。

人間の恒常性(潜在意識)はだいたい21日間で書き換わると言われています。私の場合もだいたい1ヶ月続けたら変化が生じました。

それまでの不満だらけの人生から、ささやかなことでも幸せに感じられる「幸福体質」になりました。端的に言うと、日々の生活に満足するようになったのです。明らかに、いいことを書いたおかげ。

 

内面の変化が生じた理由は以下の通りです。

・日記や手帳であれ、その日のいいことを書かないといけない。自然に「いいことはないかな?」と見つけるようになり、意識がいいことにフォーカスされるようになった。

・1日の終わりに記入することで、意外に日常生活に幸運なことがあることに気づく。自分が思っているほど自分は不幸ではないのだ。このような客観視が自然に働くことは大きい。

・ノートであれ手帳であれ、いいことを書いていくと、それなりのページ数になる。筆者の場合、1年間続けた結果、薄い文庫本ほどの厚さになった。人生のいいことを物理的に把握できるのだ。

・気持ちが落ち込んで「俺の人生は真っ暗だ」と思っても、いいことの記録を読み返すことができる。ネガティブに傾いていた認知が、「そうでもないぞ」と自然にバランスされることになる。

いい気分でいるためのツール

つまり、脳の認識パターンが変わるのです。人間の脳はリスクをとても重視するので、放っておくと自然に嫌なことばかりにフォーカスしてしまいます。人間の防衛本能としては当然のことですね。

このリスク計算システムと心の平安を両立させるのが「いいことノート」です。毎日の生活で、いいことを探して、ポジティブ回路を作って維持するためには、これほど合理的なツールはありません。

すでに1年以上、いいことを書き続けていますが、以前よりも「いい気分」を維持しやすくなりました。もちろん、落ち込むこともありますが、元のテンションにスピーディーに戻れるのです。

これは脳に「ハッピー回路」が出来上がったからでしょうね。潜在意識的な説明をすれば、ポジティブが無意識のデフォルトになったのです。習慣の力恐るべしです。本当に人間は変われるのです。

「いい気分」でいることの効能

引き寄せ系の本を読んでいる方は「いい気分でいることが、いいことを引き寄せるための鉄則」であることをご存知でしょう。

筆者は理屈っぽいので、いい気分がいいことを引き寄せると言われてもオカルトじみているので、手放しには信じられません。

しかし、いい気分は、良いアイディアや良い視点を導くのは事実。筆者は自営業者なので、ビジネスの成功のために、毎日のようにアイディアのアウトプットが求められます。ネガティブな気分を引きずっていると視野が狭まるので、良い気分の維持が求められます。

おそらく、引き寄せの法則も、良い認知で良い視点や考え方を招くのです。その結果、それまでの自分では選び取らなかった選択肢を選び、良い現実を導いているのです。これが真相なのでしょう。

筆者が体験した不思議な引き寄せ

筆者は、ブログやWebサイトを運営して、収益を上げるビジネスをしています。あるとき、とてもマニアックなテーマの文章を運営サイトに掲載する必要に迫られました。

しかし、あまりにマニアックなテーマなので、とうていそのテーマに精通しているライターが見つかりようもありません。

どれぐらい不可能なことかと言うと、砂漠からダイアモンドを見つけるレベルです。周囲からも「それは無理だよ」「企画自体をなしにしよう」と言われてしまう始末。しかし、奇跡が起きます。

 

仕事からの帰り道、コンビニに立ち寄ったのですが、そこで10年以上前に働いていた会社の同僚とバッタリ会いました。声をかけるかどうか躊躇したのですが、向こうから声をかけてきました。

そのまま近くのタリーズコーヒーで昔話に花を咲かせたのですが、話を聞いていくうちに、まさに私が書いて欲しいテーマのお仕事をされていたのです。それも5年以上の熟練者。その場で原稿料を含めた交渉に持ち込み、執筆を快諾して頂いたのです。

こればかりは科学では説明できません。単なる偶然とも言えなくもないですが、あまりにもピンポイント過ぎるので、引き寄せの法則なるものも実在するのかもしれません。鳥肌が立ちましたよ。

いいことノートは手軽に人生を変えられる

いいことノートは、とても簡単な手法です。その日あったいいことを書くだけでOK。それなのに、脳の認識パターンが変わって、幸せを感じやすいマインドになれます。とても良いツールなのです。

ネガティブな気分でいることが多い方には、間違いなくオススメです。悪いことばかり見る思考の癖がついているわけですが、いいことノートが習慣になれば、偏った物の見方が修正されていきます。

私はいいことノートのおかげで、ネガティブで不満だらけの人生と決別することができました。冗談ではなく人生を劇的に変えられるメソッドです。初めは半信半疑でもいいので、ぜひ実践して下さい。