感謝法とは、「ありがとう(ございます)」という言葉を何度も繰り返し唱えることで、幸運を引き寄せるという願望実現法のこと。

実は、筆者がもっともオススメするのがこの感謝法です。結論を言うと、ありがとうを連発することで脳が感謝体質になります。

毎日、ありがとうを唱えることで、脳に「ありがとう回路」が作られて、自然にありがたいことが見つかるようになります。なにげないことでも素直に感謝できるよう脳になるのです。

以下で、私が実践した感謝法のやり方とその結果をご報告します。

とにかく、ありがとうを唱える。

以前、私が読んだ本で小林正観さんの『ありがとうの奇跡』に、「ありがとうを5万回唱えれば奇跡が起きる」とありました。

読んだ当時は「そんなことで人生が変わるわけがない」とクールに構えた私ですが、事業の失敗で借金まみれになり、大変な苦境に立たされました。もはや、なんの望みもないという状況です。

自分の傲慢さゆえの失敗だったのですが、あるとき「ありがとうの法則」を思い出します。「傲慢な俺には良い薬だ」と思い、その日から隙があれば「ありがとう」を唱えることにしたのです。

具体的なやり方

・ありがとうと声に出して唱える。

・10回唱えたら指を1本折る。100回唱えたら両手が拳になる。

・100回ごとにノートに正の字を作る。

・声を出せない環境なら心の中で唱える。

当時は、事業の失敗で仕事がなく、1日中家にいたので、一心不乱に唱え続けました。ありがとう5万回は約7時間かかりましたが、仕事や用事が入ることもあり、日によって回数はまちまちでした。

しかし、少なくとも1日1000回は唱えたはずで、ありがとうの鬼(?)と化していました。道を歩いているときも心の中で唱え続け、夜道なら誰もいないので堂々と声を出しながら歩いていましたね。

脳は繰り返しに弱い。本当に感謝するようになった。

脳科学の知見によれば、脳は特定の情報を繰り返されると、その情報を重要視する性質があると言われています。イメージとしては、何度も水が通ると、そこに水路ができるようなものです。

そのため、ありがとうの言葉を繰り返すことで、「ありがとう回路」が脳に作ることが出来るのです。回路ができると、どうなるか?センサーが働いて、自然に関係する情報を集めてくるのです。

コンビニに入店する際に扉を押さえてくれた人にありがとう、急いでいるときに信号待ちせずにありがとう、友人や家族のちょっとした親切にもありがとう・・・もうありがとうが溢れてくるのです。

そして、私は気づくのです。これまでの人生で致命傷となるような失敗を何度もしたのですが、そのたびに、不思議なことに復活を繰り返してきました。これは、もう自分だけの力ではないな。

それから、私はとても前向きな人間になりました。以前は愚痴ばかりで、ネガティブな言葉も平気で使っていたのですが、とても恥ずかしく思います。もう、思考回路が変わって別人になりました。

ダメになったビジネスが復活する。

そして、奇跡が起きます。ダメになった事業が復活するのです。以前の水準までは回復しなかったのですが、3分の2までには盛り返しました。不思議なのは、なぜ事業が回復したのか、今もって原因が分からないことです。本当に突然売上が戻ってきたのです。

まだ本調子とは言えませんが、そこはあまり重要ではないかもしれません。大切なのは、ささやかな日常に感謝できるマインドです。

以前の私は稼いだお金で豪遊することを幸せと感じていましたが、今思えばコスパが悪すぎます。そんなにお金を使わなくても、毎日の質素な食事に心から感謝できれば、そちらの方が強いに決まっています。だから、感謝体質の人はとても強いのです。

重要なのはハッピーエンドを迎えることではありません。
ささやかなことにも感謝して幸せになれるハッピーマインドです。
この点に気づいただけでも、感謝法を実践した意義がありました。