断言法とは、簡単に言うと書くアファメーションのことです。

米国随一の4コマ漫画家スコット・アダムスが著書で紹介したメソッドで、必要なものは紙とペンだけです。

 

以下のやり方で、願望や欲しいものを紙に書きます。

1.視覚化できる特定の目標を定める。

2.1のイメージを「主語+述語」の形式で文章を作る。

3.1日1回、それを次の形式で15回続けて書き留める。

【例】 私、スコット・アダムスは全国区な漫画家となる。

スコット・アダムスさんご自身が断言法によって、さまざまな願望を実現しています。カリフォルニア大学のMBA試験(難関!)に合格したり、アメリカでは超有名な4コマ漫画「ディルバート」が実際にヒットしました。いずれも実現可能とは、思えなかったそうです。

効果を高めるための書き方

・書くのは何でもよい。ノートでもチラシの裏でもOK。

・複数の目標を決めて、書いてもまったく問題ない。

・書いた紙は保存しても、捨ててしまってもよい。

・スコットによれば「努力では実現できない目標を選べ」。「そうでなければ、この方法のおかげかどうか分からない」だそうだ。

・「有名な作家になりたい」と書いてはいけない。「有名な作家になる」と書く。なりたい現実が引き寄せられてしまうからだ。

・お金が欲しいなら「宝くじが当たる」と書かない。いろいろな可能性があるのに、その可能性を狭めてしまうからだ。

より強力に引き寄せるためのポイント

1.ワクワクしながら書かなくてもOK。

断言法では、視覚化できる目標を定めることになっているので、ついつい「ワクワクしながら書くのか?」と思いがちです。しかし、後述しますが、断言法は予言の自己成就という心理学的なテクニックを使っているので、必ずしもワクワクする必要はありません。

夢をイメージしてワクワクするなら、それに越したことはないのですが、気持ちが沈んでいたり、夢の実現を信じられなかったり、ネガティブな状況に陥っている方もいるでしょう。しかし、ご安心を。断言法は、ただ書くだけでも十分に効果を得られます。

 

2.「どんどん」「あっとういう間に」を文頭につけても良い。

断言法の文面をアレンジします。文頭に「どんどん」「あっという間に」という言葉をつければ、願望実現がスピードアップするように思えますね。文章がとても前向きなものにもなります。

また、文面をとうてい信じられない場合は、「なぜか分からないけれど」という文面をつけましょう。願望の叶い方を不問にすることで、不可能だと言うメンタルブロックが外れるからです。

 

3.文面を読み上げて、アファメーションをする。

そもそも断言は英語でaffirmation(アファメーション)と呼びます。書くだけでも十分効果はありますが、余裕があれば、文面を読み上げましょう。アファメーションと組み合わせてしまうのです。

紙に書くだけでなく、声に出して唱えることで、目標がより強力に脳にインストールされます。オリジナルの手法ではありませんが、私はアファが好きなので、ついでに声に出すようにしています。

なぜ、夢が叶うのか?予言の自己成就に秘密がある。

1968年にある心理学の実験が行われました。知能テストによってランダムに選ばれた生徒たちを集め、担任教師から「あなたたちは成績優秀だ。これから成績が伸びるだろう」と予言します。

数か月後、そのグループは本当に成績が上昇したのです。

他のグループには担任教師からの予言を行わなかったのですが、成績は横ばいで、目立った変化はなかったと言われています。

 

これは予言の自己成就と呼ばれるものです。「こうなるだろう」と予言されることで、人々がその予測を実現するように(無意識下で)振舞うようになるという心理学上の法則です。

この実験においては、生徒たちは特に優秀でもなんでもないのですが、先生や周りの生徒から「優秀な生徒」として扱われることで、本当に成績が上がったのです。こんなことが本当に起きるのです。

断言法は、この予言の自己成就のメカニズムが強力に働きます。「私はビジネスで成功する」と断言し続けることで、脳に刷り込みが行われて、無意識に成功する選択をするようになるからです。

衝撃の体験談!断言法で家賃が2年間無料になった実話。

これは私がお金に困った頃の話です。当時、本当にお金に困っており、すがる思いで断言法を実践しました。大学ノートに「私、●●は、臨時収入を得る」と毎日15回書き続けたのです。

1か月後、衝撃的な事件が起きます。当時、住んでいたアパートの天井の配管が凍結で破裂!天井から大量の水漏れが起きました。誇張ではなく、天井から水が滝のように落ちました。

すぐに大家を呼んで、当日中に工事が開始。同居していた母親は電話で不動産屋にガンガン文句を言いまくり、私は茫然自失として、自室にこもっていました。しかし、この事件が驚くべき奇跡を引き寄せることになるのです。

 

数日後、大家からこのような提案を受けたのです。

「もう、この家は古くて直せない。申し訳ないが、家を用意するので、そちらに移ってくれ。家賃は2年分無料にするから、今回のことは勘弁してくれ」。

移動先のアパートもまぉまぁ古く、アクセスも悪く、2年間無料の意味が分かりました。借り手がいないのです。

しかし、毎月の支払いに苦しんでいた私からすると、まさに「地獄に仏」です。もちろん、そこに引っ越しましたよ。

前述のように、断言法を科学的に説明すれば予言の自己成就によるものと思いますが、これはオカルト的な引き寄せです。そのため、私は現在でも断言法を続けていて、自分の仕事に役立てています。