◾︎iさん 海外旅行とモデリングで自己変革に成功。

バブル時代に高校を中退して、目的も無く上京。時代の波に乗ったのか「フリーター」として10代の後半を過ごして、なんとなく夜の世界へ足を踏み入れました。そこそこの収入を得ていたのですが、

同棲していた彼女に求められるままに20代前半で結婚。昼間の世界に転職した私が始めて味わったのは「実社会の厳しさ」でした。

 

ある程度自信を持っていた自分の営業スタイルも所詮「夜の世界だけで通用するもの」であった現実を突きつけられ、完全に自信を失いました。長時間労働のブラックな労働環境に陥っていきました。

そんな私が人生を変えられたのは、海外旅行と尊敬する友人を真似るモデリングです。今回は、そのときの体験談をお話しします。

東南アジアへの旅。濃密な経験と出会いに恵まれる。

30歳になるときに、妻と離婚して仕事も退職しました。

何の考えもなしに東南アジアへ流れたのがミレニアムイヤーの2000年、この海外旅行がきっかけで私は生まれ変わりました。

当時は猿岩石ブーム(懐かしい)が吹き荒れた直後で、多くの若者がバックパックを背負ってアジアを目指した時代でした。

予定も立てずに、一番安い15日間FIXの航空券を手に入れての初めての海外旅行でした。しかし、到着10日後には帰りの航空券を捨てて、そのまま無期限の旅行に突入したのです。それまでの人生の中でも、特に良い経験や出会いに恵まれた旅行だったからです。

 

出会う旅行者達の多くが既に年下になってしまう30歳だった私は「そろそろ年だし、落ち着かないと」という意識が強かったのですが、彼らとの交流を通して、まるで青春時代に戻ったようでした。

これといった予定の無い旅行のため、膨大な時間ができたのです。生まれて初めて、長時間に渡って自分自身と向き合えました。

旅行中は生活サイクルもデタラメで、昼夜逆転を頻繁に繰り返していました。もっとも、そこは無計画な無期限旅行です。他人様に迷惑をかけることはなかったので、自分のペースを保てました。

 

1曲のCDを繰り返し聴きながら、若い頃を思い出しました。

寒気を覚えるような身勝手だった自分や、叫び声を上げたくなるくらい破廉恥な自分の所業などと夜毎日毎に対峙する生活でした。

「これからどうする?今の自分に満足しいるのか?」と今の自分を責め立てる、もう一人の自分と折り合えたのは2008年のこと。

物質的には決して恵まれていない国のひとつに移住することを決めたのです。その国は2000年の旅行で初めて訪れ、物心が付いた頃の自分の原風景が広がっているようなことから惚れ込んだ国です。

友人をモデリングすることで自分が変わった。

「せっかく、自分の意思で自分の住む場所を決めたからには、自分も変わらなくてはならい!」そう強く思った私は、今までまったく興味のなかった自己啓発に取り組みました。

具体的な方法ですが、1人の友人を手本に「奴ならどう考える?」「奴ならどう振舞う?」と手本の友人を模倣するだけの簡単な方法でしたが、これが意外と上手くいきました(管理人注:モデリング)。

当時の私は「偏屈で、自意識ばかりが強く、人の長所を認められない」いびつな性格なのですが、友人を模倣するうちに、少しずつ自分が変わっていくことが自分でも分かりました。

本気で努力してみなよ!

2017年の現在でも惚れ込んだ国に住んでいます。
ときどき、出会う日本人旅行者の中に過去の自分を見かけることがあるので、彼らにはそっと耳打ちします。

「新しい自分と出会うために旅行してるのなら、本気で努力しなよ!」

長い海外旅行はオススメです。
私は生まれ変わりましたから。