■ざっくり言うと・・・

・潜在意識の学習方法は「繰り返し」である。

脳は特定の情報を通常のレベル以上に繰り返し入力されると、積極的にインプットしようとする性質があることが分かっている。その情報のための「専門窓口」が作られることも判明した。

・脳の情報に対する態度は以下のように変わる。レベル1聞き取る→レベル2聴き取る→レベル3聴いて取り入れる→レベル4聴こうとして取り込む。

・潜在意識の書き換えは、メッセージの入力をいかにして大量に繰り返せるかにかかっているのだ。

潜在意識は「繰り返し」に弱い

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潜在意識に情報を記録するには、さまざまなインプット法がありますが、とりわけ強力なのが「繰り返し」によるもの。

潜在意識には現状維持プログラムがありますが、
これは過去の記憶や経験から作られています。

「生まれてからずっと辛いことばかりだったから、
人や社会に期待しない心の態度に最適化しておこう」

もちろん、その人を強いストレスや恐怖から守るためです。
潜在意識は、防衛本能からやっているに過ぎません。

繰り返しで起きる「脳の変化」

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実は、脳科学の研究によって、
「繰り返し」が効果的なことが分かっています。

脳は特定の情報を普通のレベル以上に取り入れると、脳の中に、その取り入れた情報を「脳自体に取り込もう」とする作用が働く。

そして、そのための専用窓口さえできるのである。たとえて言えば、膨大な金が毎日流れ込む組織には、その中に取引銀行の行員が常駐し、一種の組織内支店ができるものだが、それと似ている。

『自分を思いどおりに動かすSSPS-V2システム―機械的成功法』 P69より

アファメーションを習慣にされている人には朗報ですね。繰り返しの入力で、脳の注意関心まで変化すのですから。

また、同書では、さらに興味深い脳の性質を述べています。繰り返しによって、脳の情報に対する態度が段階的に変わることを指摘しているのです。以下、同書からの引用です。

そして、脳内にそのような専用窓口ができあがると、”脳自体の心構え”が次のように変わっていくのである(「聞く」と「聴く」の違いは、後者にあっては「注意して聞く」という意味が加わっているところにある)。

過飽和入力→レベル1聞き取る→レベル2聴き取る→レベル3聴いて取り入れる→レベル4聴こうとして取り込む

前掲書 P69、P70

Lv4で明らかに質的な変化が認められます。聞くから「聴こうとする」では、脳の態度がガラリと変わっていますね。

このように「繰り返し」は、脳のあり方に具体的な変化を引き起こします。おそらくは、情報の入力回数に応じて、情報の優先順位をつけていると考えられています。

大量に繰り返せ

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イメージングやアファメーションは繰り返さないと意味がありません。それも大量に繰り返す必要があります。前述の研究結果も、一定期間内に大量の入力を前提にしています。

本当に変わりたい人のために本音で話しますが、潜在意識の書き換えは本当に難しいです。1日15分のアファや就寝前後のイメージング程度では、人間は変われないと思います。

ほとんどの人が自己啓発書の読後1週間くらいは書き換えワークを真面目にやるのですが、いつの間にか忘れてしまい、また新しい本に飛びつく、というのを繰り返しています。

 

しかし、本気で人生を変えたいのであれば、続けて下さい。それだけでなく、大量に繰り返して下さい。

筆者の場合は、サブリミナル系のアファメーションCDを1日中聴いていました。催眠療法士の方にオーダメイドで作ってもらったCDですが、仕事中にずっとヘッドフォンで聴いていましたね。時間にして、1日10〜12時間です。

 

その結果、マインドも生活習慣もガラリと変わりました。詳細は別記事で述べますが、私の場合は本人も気づかないような変化(猫背や独り言が改善ー親の指摘により判明)から始まり、数年かけてジワジワと目に見える変化が訪れました。

私の場合はサブリミナルというズルを使いましたが(笑)、好きなやり方でいいと思います。ぜひ「1000回アファ」や「1日中アファCD聞きまくり」を実践して下さい。常軌を逸した繰り返しによって、絶対に潜在意識は変わります。