■ざっくり言うと・・・

・潜在意識には現状維持プログラムがある。
「これまでの自分でも安全快適に生きて来られた。
これからも、このままの自分を維持していこう」

・筆者はいろいろな偶然から、この現状維持プログラムが外れた。また、幾つかの誤解から、痩せている自分がセルフイメージに書き換わった。

■以下、ダイエット成功の要因である。

ジムをサボろうとすると、母親から「行け」と尻を叩かれた。料金は筆者が支払っているのに、なぜか口出してくる。行くまで許してくれない。

結果、サボろうとする潜在意識の抵抗が抑えこまれる。三日坊主にならずに、運動が習慣になった。

・元々、太っていたので、少し痩せただけでも大喜び!成果を過大評価した。鏡に映る自分が3割増してで痩せているように見えた。実際はプヨプヨなのに、自分は痩せていると本気で思っていた。

・事実、ジムの鏡の前で、自分の体を見てウットリ。

今思えば、潜在意識の「すでにある状態」である。単なる錯覚によって、痩せている自分がセルフイメージになったのである。

■現在の状態は?

・1年で17kgの減量に成功し、現在もリバウンドはしていない。1日2食になり、間食も減り、運動も週3〜4回で継続中である。運動をしない日は、なんとなく気持ち悪くなってしまうほど。

ダイエットに挫折するのは意志力の問題ではない

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なぜ、ダイエットに失敗するのか?理由は簡単です。
潜在意識には現状維持プログラムがあるからです。

潜在意識は防衛本能から活動しています。

これまでの自分で安全快適に生きて来れたのだから、これからも今までの自分をずっと維持しよう!

そのため、これまで「ぽっちゃり体型」で生きてきた方は、一念発起してダイエットに挑戦しても挫折してしまいます。

1日目、よし食事制限だ!減量するぞ!
2日目、うっケーキが食べたい!でも我慢だ!
3日目、これだけ頑張ったんだからケーキ食べちゃおう!

だいたい、このようなパターンですね。
しかし、これもあなたの意志力の問題ではなく、
潜在意識が「痩せるな!」と心の奥から命令するからです。

私が1年17kg痩せた潜在意識ダイエット法

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ここで筆者の体験談をお話しさせて下さい。
私が潜在意識を活用して1年で17kg痩せた体験です。

ある時、病院で血液検査を受けた時に、
医師から脂肪肝と診断されてしまいました。
太りすぎて肝臓に脂肪がついてしまう病気です。

 

ダイエットをして脂肪を落とさないと、
いずれは肝臓病になると脅されました。
私は震え上がってしまったのです。

そこで私はジムに通い始めたのですが、
あることがなければ、三日坊主で終わったでしょう。

それは母親の存在です。

私がジムをサボろうとすると、母親が怒るのです。
「お金がもったいないから、ジムに行きなさい!」と。
私は成人男性ですから、ジムの料金は私が支払っています。

しかし、母親はドケチですから、ガミガミ言ってきます。
今思えば、これが成功のターニングポイントになりました。

前述の通り、潜在意識には現状維持メカニズムがあります。
「これまでの自分で安全快適だったのだから、この状態を維持しよう」です。そのため、痩せようとしても、ぽっちゃりした自分に引き戻そうというもの。

そうです。母親のガミガミが私の潜在意識の抵抗に勝利したのです。このような幸運によって、初めの段階、三日坊主に私は(?)打ち勝ったのです。

筋トレにハマり、セルフイメージが激変

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その後、私はすぐに筋トレにハマってしまいます。
ジムでマシンでトレーニングするのはもちろん、
自宅をジム化させて激しいトレーニングをするように。

筋トレ後のプロテインの味に魅了され、
すっかり「そういう人」になってしまいました。

 

Tarzan(ターザン)やボディービル雑誌を読み漁り、
いずれ自分がなるであろうムキムキな自分にウットリ。

潜在意識な視点で言えば「イメージング」ですね。
理想の自分をイメージして、それを脳に強く焼き付ける。
寝る前と起床後に行っている方も少なくないでしょう。

この頃の私は自然にイメージングしていました。

筋トレ雑誌を読んでムキムきな男性の写真を見たり、鏡の前で「大胸筋がだいぶ育ってきた」とウットリ。気分はマッチョですから、意識してやる必要がなかったのです(笑)。

 

しかも、ジムには鏡がいたるところに設置されています。
ダイエットをしたことがある人は分かると思いますが、
太っている人が痩せていくと3割増しで痩せて見えます。

今月はこんなに痩せた。
今月はもっと痩せた。
痩せた私は素晴らしい!

このようにして実際以上に痩せて見えるのです。
恐るべし、思い込み!本当にそう見えるのです。

 

潜在意識の視点で言えば「既に目標を達成した状態」です。

冷静に見れば、お腹はタプタプ、全体的にムッチリしていたはず。しかし、それまで妊婦のようなお腹だった私は「痩せている!」と鏡の前で、現実を過大評価したのです。

結果、私のセルフイメージは書き換えられました。痩せている自分が当たり前になり、細マッチョの自分が潜在意識に強烈に焼き付けられたのです。

生活習慣も変わった

結局、1年で87kgから70kgへの減量に成功しました。
生活習慣も自然に変わり、1日4〜5食が1日2食になり、間食も1日3回から1回もしくは半回、筋トレと運動を1週間に3〜5回をずっと続けています。

痩せている自分が当たり前だから、この習慣を続けないと気持ち悪いのです。おそらく、潜在意識レベルでセルフイメージが書き換わったからでしょう。なぜ、昔の自分が太っていたのか、今では分かりません。

もちろん、時には暴飲暴食もしてしまいます。しかし、不思議なことに、それほど体重増加が見られないので、(根拠はないが)潜在意識が体重を維持しているのかもしれません。

ダイエット成功の勝因は2つ。

・ドケチな母親が「ジムに行け」と尻を叩いた。私が料金を支払っているのに、「金の無駄だ!」と怒鳴る。機嫌が悪くなるのが怖いので、私は三日坊主にならずにジム通い。おばちゃんの厚かましさに、潜在意識の現状維持メカニズムも降参したのだ。

・筋トレにハマったことで、細マッチョの自分を自然にイメージした。また、運動の成果を過大評価したことで、自分は痩せていると思い込んだ。潜在意識に新しいセルフイメージがインストールされ、それが刷り込まれた。

実は、私は初めから潜意識を活用しようと思ったわけではありません。いくつかの偶然が重なり、潜在意識を知らず知らず活用していたのです。今回は、それを潜在意識の視点から整理してみました。